ドンペリ二オン

ドンペリニオンの 精神

ドンペリニヨンは オーヴィレール修道院のセラー・マスターとして名高い
ドン・ピエール・ペリニヨン自身の精神を引き継いで名付けられました

 

ドン・ピエール・ペリニヨンは 厳格さと直観力 観察力 理解力を組み込み
シャンパンの完成を目指して 努力を続けた人物で この完璧を目指すたゆまぬ努力こそが
ドン ペリニヨンの創造と生産の支えとなる 基本的な精神となり現在も変わっていません

 

 

ドン ペリニヨンは モエ・エ・シャンドンとは別個 独立ブランドです
モエ・エ・シャンドンのスタイルとは異なる 独自のアイデンティティーとスタイルを持ちます

 

ドン・ピエール・ペリニヨン

ドン・ピエール・ペリニヨン(1639〜1715)は
オーヴィレール修道院の修道士として暮らし その76年の生涯を発泡性ワイン シャンパンの完成に捧げました

 

 

ドン・ピエール・ペリニヨンは 太陽王ルイ14世とちょうど同時代の人物で
エペルネ近郊のオーヴィレールのベネディクト会修道院の出納係り(俗事担当)兼ワイン貯蔵室主任でした

 

疲れを知らない働き者で 緻密な観察者でもあった彼のおかげで

 

○ 葡萄の栽培
○ 葡萄の配合
○ 圧搾の仕方

 

が 進歩しました

 

 

彼は シャンパン天然 発泡を抑えることにも成功しました
素晴らしい葡萄でしか 素晴らしいワインは造り出せないと確信して
ドン・ペリニヨンは どんな苦労も厭わずに修道院のぶどう園の拡大と改良に精をだしたのです

 

また 葡萄の木の選択と栽培 それの手入れの仕方も大いに改良し ワインの改良にも尽力しました

 

その結果 彼は基本的なことを2つ発見しました

 

@ より複雑なワインを作るため
試飲した後で異なる葡萄園のワインをブレンドする

 

A 真白いぶどう液を搾り出すため
黒い皮のぶどうを優しく すばやく搾る

 

 

発泡をコントロールするため 彼はさらに別の革新的な手法を導入しました

 

@ ワインの2度目 発酵のため
圧力に耐えられる 厚手の瓶を用いる

 

A瓶を完全密閉して 発泡力を維持するため
ひもで固定したコルク栓を使用する(その後 針金の取って代わられた)

 

B 白亜をくりぬいた地下のセラーで 気温を一定にしてワインを熟成
ブレンドされるのはもは葡萄ではなくワインでありますが モエ・エ・シャンドンのワイン醸造学者は
この方法で試飲を行っています

 

比類なく調和がとれた複雑なワインを手に入れるための方法として
アサンブラージュ というアイディアを授けてくれたのは ドン・ピエール・ペリニヨンです

 

 

この アサンブラージュ という技術がシャンパン造りの中核なのです

 

 

この飽くなき探求家の生涯と研究を記念する博物館が建てられています
オーヴィレール修道院では ドンペリの貯蔵所も兼ねています
丹精込めて貯蔵された古いヴィンテージは 修道院の回廊で味わうことができます

ドンペリは 最高級の高級酒

ドンペリは 特製ボトルの 最高級の高級酒です

 

その類まれなる品質と味わいは
瞬く間に世界中の国家首脳 皇室 王室 そして著名人に愛されています

 

 

第二次世界大戦後 一部の国際的エリートや国家首脳の間での需要がきわめて高く
モエ・エ・シャンドン社は この希少ブランド供給を フランスと欧州の特定著名人に限定せざるを得ませんでした

 

世界各地への販売を徐々に拡大させいますが 総量が限定されるため
常に量を慎重に管理しながら行われました

 

 

ドンペリニョン・ロゼが発売されたのは その後かなりの年月を経てからで
1959年物ヴィンテージで 数百本が生産されました

 

最初に登場したのは ペルシア帝国2500年記念
ペルセポリスで開催された式典 1971年10月15日に執り行われた壮麗な式典には
多くの国々の首脳が参列し ドンペリ ロゼ は熱狂的に歓迎されたのです

 

 

モエ・エ・シャンドン社はその後 すばらしいヴィンテージの年であっても
ドンペリニヨン・ロゼの生産量を厳格に制限してきました

 

ドン・ペリニヨンの名声の高まりは 止まるところを知りません しかしその成功はしっかりした基盤の上に成り立っています
それはスタイル 希少性 卓越したシャンパン製造法の隅々にまで至る厳密さ 職人の優れた技術 落ち着いた 優雅な外観の
上に築き上げられてきたものなのです

 

 

神話となった ドンペリ

シャンパン界の神話となった ドンペリの物語

 

それは見果てぬ夢の実現 優雅さと洗練さ 稀にみる質と悦楽を体現するものです

 

 

ドン・ペリニヨンは スターたちのお気に入りの飲み物であり
大きな国際行事ではなくてはならないものとされます

 

マリリン・モンローは 1953年ヴィンテージを好んで飲んだとされています

 

1952年のエリザベス英女王即位式

 

1981年のチャールズ英皇太子とダイアナ妃の結婚式

 

ドンペリニヨンは 公式のシャンパンとされ
1989年のパリサミットのように フランス大統領がエリゼ宮で主催する公式の晩餐会でもドン・ペリニヨンが用いられました